最近恒例となってきた毎週土曜日の角打ち修行!今回は隣町の祇園町銀天街@八幡東区祇園を攻めてきました。土曜日の昼下がり、半分以上のシャッターが閉じている何となく哀愁漂う商店街です。
祇園町銀天街入口@八幡東区 何となく寂しい祇園町銀天街@八幡東区

事前調査で、この近辺では3軒の酒屋さんで角打ち出来るとの情報を入手。全店制覇を目指し意気揚々と祇園町銀天街に乗り込んできました。

まず最初に向かったのが商店街からちょっと横道にそれた『大坪酒店』さん。残念ながらお店自体を閉められたみたいで、看板すらありませんでした。

続いて向かったのが商店街内の『天野酒店』さん。お店の電気は付いているものの店内誰もおらず断念しました。角打ちスペースはかなり狭め(一畳ぐらい)でゆっくりお酒の楽しむ雰囲気ではなかったような・・・
天野酒店@祇園町銀天街

2度ある事は3度有り!出鼻を挫かれ続いて向かったのが、こちらの商店街の中腹にお店を構えられている『石井酒店』さんです。
石井酒店@祇園町銀天街 外観

自動販売機が並んだ左手が酒屋さんスペース。右手の「立呑み」と書かれた趣のあるドアが角打ちスペースの入口となっています。

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それでは店内に入ります!

10名程度収容可能な店内。左手に立飲みカウンターが完備されています。壁面には年季が入った歴代のアサヒスーパードライのポスターが貼られており昭和6年に創業とお店の歴史を感じる事ができます。
店内の雰囲気@石井酒店 壁面のポスター@石井酒店

まずはおつまみメニューをご覧ください。

角打ちでは珍しくしっかりとおつまみメニューが貼られています。当日はサラダ・煮物・おでん(5種類)が用意されていました。
フードメニュー@石井酒店

またカウンター内に設置されている冷蔵ケースには、イカのお刺身も完備されていた模様です。(一番上がイカのお刺身。一番下にひじきとポテサラがありました)
オツマミの数々@石井酒店

さらに素晴らしいのが、お酒の値段もすべて掲示されているんです!
ドリンクメニュー@石井酒店

瓶ビール大瓶が400円・中瓶330円って超素敵な価格設定ですよね!ビールサーバも完備し、生ビールも370円提供されていました。

以前ある酒屋(角打ち)でプチぼったくりにあった経験があるので、この価格表示は超ありがたいです。まさに明朗会計の鏡ですね!

瓶ビール(キリンラガー)の大瓶をオーダーしまずは乾杯!(ビールの銘柄はキリンとアサヒを完備されていました)
瓶ビールで乾杯@石井酒店

やっぱ昼から飲むお酒は最高!旨いのひと言です。

おつまみは「おでん」をチョイス。厚あげとたまごをいただきました。
おでん@石井酒店

まずは厚あげ。おでんでは珍しく絹ごし厚揚げを使用されています。多くは煮崩れしないように木綿の厚揚げを使われている所が多いかと思いますが、絹ごし厚揚げのトロトロ具合もたまらなく美味しいですね。これあたらしい発見でした。

またたまごの色付き具合が半端ありません。表面だけでなくしっかり中まで色付くぐらい煮込まれてウマウマでした。

ちょうど目の前でおでんの仕込み(具材追加)をされていましたが、天ぷら類は一度油抜きを行うなど、しっかり手間暇かけて調理されていたのが印象的でした。

今回角打ちはしごを行うために、大瓶一本で帰ろうかと思っていたのですが、隣で呑まれていたお母さん(80歳代と言われていたような?しっかり立飲みされてました)と意気投合してしまい、さらに瓶ビールとポテトサラダを追加しちゃって本当に楽しいひと時を過ごさせてもらいました。
ポテトサラダ@石井酒店

初めて訪ねたお店でも、全く見知らぬ人とすぐに乾杯し仲良くなれるのも角打ちの醍醐味ですね!

石井酒店さん。いい角打ちに出会う事ができました。

何と言ってもお母さん(店主)がとても素敵な方なんです。奥で飲まれていた常連さんが帰られ、お母さんとお話が出来る位置に移動しお店の歴史なんかをちょいと話をさせてもらいました。(店内奥側がベストポジションです)

物腰柔らかい本当に素敵なお母さんです。是非一度足を運んでみて下さい。

今日はこれまで。

石井酒店@八幡東区祇園の店舗情報

石井酒店(角打ち)
〒805-0067
福岡県北九州市八幡東区祇園2-1-12
電話番号:093-671-1787
営業時間:9:00~12:00 14:00~18:30(12:00~14:00は休憩)
定休日:不定休
右側の入口が角打ちスペース@石井酒店