我が嫁のふるさと宮崎県日南市シリーズ第三弾。今回は飲み過ぎて弱った胃袋をいたわるべく、昔ながらの鍋焼きうどんが食せる『味の民芸 かおる屋』さん@日南市園田を訪ねてまいりました。(終戦前後から味を受け継ぐ老舗店みたいですね!)
*創業から約70年。2019年9月末で閉店となりました!
日南市では老舗中の老舗のかおる屋さん。日南市油津(あぶらつ)エリアの堀川運河沿いで営業されています。(近くでジョイフルが営業されているエリアです)
駐車場ですが、店舗横と通りを挟んだ対面にも数台用意されていたような…。
それでは店内に入ります!
店内入るとお客さんで溢れておりほぼ満席状態。昼時だった事もありかなり待つかと思いきや、ラッキーな事に待つ事もなく、店舗のかなり奥まったエリアにある座敷テーブル席に案内していただきました。
こちらがメニューになります。
こちらのメインは「鍋焼きうどん 700円」。食事メインのお店ですが、定食類は全て1,000円オーバーとかなり強気な価格設定となっています。
お茶を運んできてくれたおばちゃんから「表の席の方から順番に出していくので、ちょっと時間がかかりますのでごめんなさい」のひと言。(この奥まったテーブル席は、普段使われていないのでしょうか?)
他のテーブルでもオーダーされているのは、ほとんどが「鍋焼きうどん」。流れ作業的に調理され、結構早く出てくると思っていたのですが…
まずは「焼めし」登場!
待つ事25分。まずは昔懐かしい感じの「焼めし」の登場です。
具材はちくわ・ピンクのかまぼこにタマネギ。また鶏肉がたっぷり投入された、昔々おばあちゃんが作ってくれたような昭和テイストな感じに仕上がっています。
まあいい感じの量がありますので、鍋焼きうどんと共にひとりで喰らうのはちょいと苦しいかと思われます。複数人でシェアして食する事をおすすめします。
お目当ての「鍋焼きうどん」登場!
さらに待つ事10分。ようやくお目当て「鍋焼きうどん」の登場です。
熱々の土鍋に投入されて登場。土鍋は特注の有田焼らしいです。
具材は大量に投入されたホウレンソウにワカメ。またすり身の天ぷら(飫肥天かな)、かまぼこ・ちくわ。さらに落とし卵などに加え、鍋底にはひっそり宮崎名物の地鶏が隠れていました。
出汁は国内産のいりことコンブから取られているとの事でしたが、ちょいと濃いめでちょいとしょっぱい感じでしょうか?(スープは全て飲み干しましたが…)
また麺ですが、北九州(資さん)と同じく柔麺タイプ。出汁をしっかり吸って成長していくタイプな感じでした。(これは牧のうどんタイプかな?)
うどんを喰らった後に白ご飯をを投入し、雑炊にしたら美味いかもしれませんね。
さいごに!
メインの「鍋焼きうどん」と共に、青島から日南一帯で揚がった朝取れのアジを使う「さかなずし」も有名みたいですね。
次回訪問時には必ず食したいと思います。
今日はこれまで。
味の民芸 かおる屋@日南市園田の店舗情報
味の民芸 かおる屋
〒887-0012
宮崎県日南市園田3-4-14
電話番号:0987-23-7111
営業時間:11:00~15:00(L.O.14:00)
定休日:月曜日(祭日の場合は翌日)
駐車場完備